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古民家改装、キッチンカー販売や民泊も「日帰りから滞在型へ」
唐津市初となるクラフトビール醸造所が今夏、イカの水揚げで知られる呼子町に開業する。地元で生きづくりを看板メニューとする料理店「河太郎」(福岡市)が新設を決め、市と立地協定を結んだ。特産の甘夏などを使ってオリジナルビール(発泡酒)を開発し、卸売りや自社店舗、導入するキッチンカーで販売する計画。社員寮を改装して民泊にも取り組み「日帰りから滞在型へ、呼子観光の新モデルを提示し、ビール需要を広げる」と意気込む。
同社にとって醸造(ブルーイング)は初めて。呼子に若い世代を誘客するため「若者に引きの強いクラフトビール」に注目した。「グラス売りの店舗」併設の醸造所(190平方メートル)は観光地の朝市通りに面した古民家を改装して整備する。かつて鯨(ホエール)の漁で栄えた呼子の歴史を受け継ごうと「ホエールブルーイング」と命名する。
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