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SNS(ネット交流サービス)などで大人がわいせつ目的を隠して子どもに近づく「オンライングルーミング」について考える研究会が10日、神戸市中央区の兵庫県警本部であった。犯罪被害者のトラウマを研究する追手門学院大心理学部の桜井鼓(つつみ)准教授が講演し、教育関係者や県警捜査員ら約100人が手口や被害者心理を学んだ。
親切を装って近づいた子どもを手なずける「グルーミング」と呼ばれる行為には、対面型やSNSなどのオンライン型がある。桜井准教授は「対面時は親切だがSNSでは性的な要求をするなど、実際の姿と乖離(かいり)がある例もある」と説明。「好き」「かわいい」などと褒めて子どもに好意を抱かせて性的な行為に及ぶため、性被害として認識できないケースがあることなども示した。
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