100年動き続ける“命綱” 水力発電の導水路内部を初公開 熊本

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大井早発電所の導水路の内部点検をする九州電力の社員ら=熊本県山都町で2023年2月15日午後1時41分、野呂賢治撮影
大井早発電所の導水路の内部点検をする九州電力の社員ら=熊本県山都町で2023年2月15日午後1時41分、野呂賢治撮影

 九州電力は15日、熊本県美里町にある流れ込み式の水力発電所「大井早(おおいそ)発電所」で、発電用の水を送る導水路の内部点検を報道関係者に初公開した。大正期の約100年前に運用が始まり、今も現役で稼働している電力供給の「命綱」。九電社員がひび割れなどの異常がないかを確認した。

 大井早発電所は1922(大正11)年6月に建造された流れ込み式の水力発電所。最大出力は3200キロワットで、一般的な家庭約7100世帯分の電力をまかなっている。…

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