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東京五輪汚職

東京オリンピックを巡る汚職・談合事件で、大会組織委元幹部らが逮捕。祭典の裏で何が。

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東京五輪汚職 ADK前社長、起訴内容認める 東京地裁

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東京地裁=米田堅持撮影
東京地裁=米田堅持撮影

 東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、組織委員会元理事の高橋治之被告(78)=受託収賄罪で起訴=に計約1400万円の賄賂を渡したとして、贈賄罪に問われた大手広告会社「ADKホールディングス」(東京都港区)前社長、植野伸一被告(69)は17日、東京地裁(友重雅裕裁判長)で開かれた初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は、スポンサー集めに失敗し続けた同社が会社の威信を保とうと、元理事の影響力に頼った状況を詳述した。

 五つの贈賄ルートで計15人が起訴された一連の事件で、贈賄側の審理が始まるのは紳士服大手「AOKIホールディングス」(横浜市)に続き2例目。ADK側は前社長に加えて前身の「アサツーディ・ケイ」元専務執行役員の久松茂治(63)と同社元五輪・パラ本部長の多田俊明(60)の両被告も贈賄罪で起訴されたが、審理は分離された。

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