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尾上菊五郎聞き書き/42 娘三人道成寺 父とせがれに挟まれ大変

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「京鹿子娘三人道成寺」の菊五郎の白拍子桜子(1992年11月歌舞伎座)=松竹提供
「京鹿子娘三人道成寺」の菊五郎の白拍子桜子(1992年11月歌舞伎座)=松竹提供

 菊五郎の長男、尾上丑之助(現・菊之助)は1984年、歌舞伎座、「菊五郎劇団二月大歌舞伎」昼の部の「絵本牛若丸」(村上元三脚本・演出)で初舞台を踏んだ。丑之助が牛若丸、菊五郎が鬼三太、尾上梅幸が常盤御前をつとめた。

 「公演中、ケガがないようにと願っていました。一番喜んだのは父(梅幸)。ただ『いい子だ、いい子だ』とやっていればいい。責任がないですからね。孫(現・丑之助)の初舞台(2019年5月、歌舞伎座)の時の私もそうでした」

 現・丑之助の初舞台も同演目の牛若丸であった。

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