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資源・漁業 切れない関係
制裁下のロシアから撤退すべきか残るべきか――。現地に進出する日本企業は難しい対応を迫られた。物流の停止で自動車メーカーなどが現地から撤退し、損失計上を余儀なくされる一方、国民生活に波及する石油・天然ガス事業では権益を維持している。
「サンクトペテルブルクで自動車製造のプロジェクトを開始する」
ロシア最大の自動車メーカー・アフトバスは2022年12月、日産自動車が所有していた工場を使って自社ブランドのセダンなどの製造を2023年後半から始めると発表した。日産がロシア市場からの撤退を発表してわずか2カ月後のことだった。
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