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入管・難民問題

国外退去処分になった外国人の入国管理施設での扱いが注目を集めています。難⺠に厳しいと言われる日本。人権は守られている︖

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「命と人権を守れ」 入管法改正案に9都市で抗議行動

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入管法改正反対を訴えてデモ行進する人たち。中央は名古屋出入国在留管理局の施設で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんの遺影を持つ妹のポールニマさん=東京・上野で2023年2月23日午後2時29分、丸山博撮影
入管法改正反対を訴えてデモ行進する人たち。中央は名古屋出入国在留管理局の施設で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんの遺影を持つ妹のポールニマさん=東京・上野で2023年2月23日午後2時29分、丸山博撮影

 政府が今国会に提出を予定する出入国管理及び難民認定法(入管法)改正案に対し、集会やデモなどで廃案を求める「全国一斉アクション」が23日、東京、大阪、名古屋など9都市で行われた。2021年3月6日に名古屋出入国在留管理局で収容中のスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が死亡してから間もなく2年。三回忌を前に、難民認定申請者の送還を促進する改正案に抗議の声を上げた。

 「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」が主催。東京では約350人(主催者発表)が上野公園から行進した。在日外国人やその支援者、一般市民が参加したほか、性的マイノリティーの人たちも連帯し「入管は命と人権を守れ」「人種差別に反対する」などと書かれたプラカードを掲げ「入管法改悪でなく、在留資格を」などと訴えた。

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