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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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見つめ続ける・大震災 12年、また双葉で

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公立双葉准看護学院の戴帽式でろうそくを手にする根本みゆきさん。福島県や宮城県出身の18歳から50歳の15人がナースキャップをかぶった=福島県南相馬市で2022年10月13日、和田大典撮影
公立双葉准看護学院の戴帽式でろうそくを手にする根本みゆきさん。福島県や宮城県出身の18歳から50歳の15人がナースキャップをかぶった=福島県南相馬市で2022年10月13日、和田大典撮影

 「当時たどり着けなかった一つのくぎりに着けたという感じ」。2011年の東京電力福島第1原発事故で休校し、17年に福島県南相馬市の仮設校舎で再開した公立双葉准看護学院の戴帽式で、根本みゆきさん(47)は気持ちをあらたにしていた。福島県双葉町生まれの根本さんは1993年に町内にあった同校に入学したが、約半年で家庭の事情で急きょやめざるを得なかった。今は子育てや親の介護に追われる日々も落ち着き、再入学を決意。避難先のいわき市から通う。「残りの人生は双葉郡で働きたい。人手不足の医療機関の力になれれば」と来年春の卒業を目指している。

 原発事故後、唯一全町避難が続いていた双葉町は昨年8月に「特定復興再生拠点区域」で避難指示が解除された。町によると、現在町内に住む人は約60人。30年ごろの居住人口を事故前の3割弱に当たる2000人程度にすることを目標に掲げる。

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