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第72期王将戦

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「AI評価値では分からない一局」 王将戦第5局を西川六段が総括

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感想戦で対局を振り返る藤井聡太王将(右)と羽生善治九段=島根県大田市の国民宿舎さんべ荘で2023年2月26日午後6時42分、三村政司撮影
感想戦で対局を振り返る藤井聡太王将(右)と羽生善治九段=島根県大田市の国民宿舎さんべ荘で2023年2月26日午後6時42分、三村政司撮影

 島根県大田市の国民宿舎さんべ荘で25日から熱戦が繰り広げられた、第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第5局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)は26日、藤井聡太王将(20)が挑戦者の羽生善治九段(52)を降し、対戦成績を3勝2敗として初防衛に王手をかけた。解説の西川和宏六段は「1日目に続いて驚きの一手の連続でした」と2日目を総括した。

 1日目は、藤井王将の▲4五桂から▲5三桂成と桂馬を2段階に跳ねて捨てるのが控室の予想の裏を欠く手順だった。

 羽生九段の封じ手は△5三同角か△同玉の二択だったが、羽生九段が選んだのは△同玉。「感想戦では、羽生九段は△同角では▲2六歩の時に飛車の逃げ場所がないと言い、両者の意見は△同玉で一致していたようです」(西川六段)

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