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ジェンダー(社会的に作られた性差)にとらわれない、平等な社会とは?格差解消のための課題を考えます。

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「変わるべきはあなたたち」 英国で同性婚の男性から見た日本

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LGBTなど性的少数者の支援団体の関係者と面会する岸田文雄首相(左から5人目)。右端は森雅子首相補佐官=首相官邸で2023年2月17日午後3時4分、竹内幹撮影
LGBTなど性的少数者の支援団体の関係者と面会する岸田文雄首相(左から5人目)。右端は森雅子首相補佐官=首相官邸で2023年2月17日午後3時4分、竹内幹撮影

 開会中の通常国会では、LGBTQなどの性的少数者に政治がどう向き合うかが重要課題になっている。日本での結婚を諦め、英国人のパートナーと英国で結婚生活を送る日本人の男性に思いを聞いた。【大野友嘉子】

結婚するために移住

 日本人男性のKanさん(31)は中学生になって、ゲイであることを自覚した。高校に進学し、両親と親しい友人にカミングアウトすると、「KanはKanだから」という答えが返ってきた。「本当にラッキーだったと思います」と振り返る。

 それでも、「自分がおかしいんだ。自分が変わらないといけないんだ」と思い続けた。大学4年でカナダに留学し、性的少数者の友人がたくさんできたことで、考え方が変わった。

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