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WBC2023

第5回ワールド・ベースボール・クラシックで日本代表「侍ジャパン」は、3大会ぶり3回目の優勝を果たしました。

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侍ジャパン記者通信

「手が届かない所へ行った宇田川君」 侍ジャパン投手の中心に

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ブルペンで投球練習をする侍ジャパンの宇田川優希投手=宮崎市で2023年2月19日、角田直哉撮影
ブルペンで投球練習をする侍ジャパンの宇田川優希投手=宮崎市で2023年2月19日、角田直哉撮影

 野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本代表「侍ジャパン」が27日、宮崎での強化合宿を打ち上げました。11日間の合宿を振り返り、毎日新聞担当記者が印象に残った選手を紹介します。角田直哉記者が取り上げるのは、日に日に表情が明るくなったあの投手です。

いつしか中心に

 数日で人はこんなにも変わるのか――。そんな新鮮な驚きをもたらしてくれたのは、侍ジャパンで中継ぎとして期待される宇田川優希投手(オリックス)だ。

 2022年夏に育成から支配下選手契約を勝ち取ると、160キロ近い直球とフォークを武器に勝ちパターンに定着。昨季は19試合で防御率0・81という抜群の安定感で、オリックスのリーグ2連覇と26年ぶりの日本一に貢献した。昨秋の日本代表強化試合では代表に選出されなかったが、1月に発表されたWBCの登録メンバー30選手にサプライズ選出された。

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