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料理のプロの二人が隔週で交互に登場し、共通テーマに沿って自慢のレシピと調理のポイントを説明します。

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日高良実さんのレシピ 切り干しダイコンとツナのユズマヨあえ

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切り干しダイコンとツナのユズマヨあえ=尾籠章裕撮影
切り干しダイコンとツナのユズマヨあえ=尾籠章裕撮影

今回のテーマ=マイブーム教えます

水気をしっかり絞って

 イタリアンのシェフが乾物を使うの?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。実は少し前から乾物にハマっていまして「洋」の味つけでも使える食材だと実感しているところです。ご家庭で作れる料理をいろいろ考えて、レシピブックも出版しました。

 今回は切り干しダイコンを使った、お子さんにも喜ばれるマヨネーズあえをご紹介します。カルシウムや鉄分が効率よく摂取できる切り干しダイコンを、煮物にしか使わないのはもったいないですからね。

 切り干しダイコンは食感の良さがポイント。水で戻すときは短時間(10~15分程度)で大丈夫です。あまり長い時間水にさらすと、風味や食感が損なわれてしまいます。

 熱湯を回しかけて粗熱を取った後は、水気をしっかり絞ること。ツナを合わせた後に味つけしますが、赤ワインビネガー(なければ酢)と塩を先になじませると味がしまります。

 最後に散らすユズの皮がいいアクセントになって、さっぱりといただけます。切り干しダイコンはトマトソースで煮てもおいしいです。もっと普段の食卓に活用しましょう!

材料

(2人分)

切り干しダイコン 15グラム

ツナ缶 1缶(70グラム程度)

ユズの皮 1/2個分

ユズの搾り汁 1/2個分

赤ワインビネガー(または酢) 大さじ1と1/2

塩 2つまみ

オリーブ油 大さじ1と1/3

マヨネーズ 1/4カップ(50グラム程度)

作り方

❶切り干しダイコンは水で10~15分戻してザルに上げ、熱湯をざっと回しかけて粗熱を取る。水気をしっかり絞り、食べやすく切る。ツナは缶汁を切る。

❷ボウルに①を入れて合わせ、赤ワインビネガーと塩を加えて混ぜる。その後にユズの搾り汁、オリーブ油とマヨネーズを順に加え、さらに混ぜる。

❸全体がなじんだらユズの皮をおろし金ですって入れ、器に盛る。さらに上からユズの皮をちらしてもよい。ユズがなければレモン、スダチ、カボス、青ユズなどでも代用可。

(1人前357キロカロリー)

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