「上田清司参院議員の公設秘書から性被害」元記者の女性が国提訴

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東京地裁および東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区で
東京地裁および東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区で

 2020年に上田清司・参院議員(前埼玉県知事)の公設秘書の男性から取材中に性暴力を受けたとして、元記者の女性が8日、国に約1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状によると、女性は記者だった20年3月に埼玉県内で、新型コロナウイルス対策や政局を取材するため公設秘書らと会食。飲酒で意識がもうろうとして抵抗できない状態となり、会食後に公設秘書から性暴力を受けたとしている。会食に上田氏は同席していなかった。

 女性は埼玉県警に刑事告訴し、公設秘書は同年8月に準強制性交等と準強制わいせつの疑いで、さいたま地検に書類送検された。その後、公設秘書は自殺し、地検は容疑者死亡で不起訴処分とした。

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