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高校野球物語2023春

慶応・清原勝児の苦悩 父・和博さんと比較されても「自分は…」

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打撃練習をする慶応の清原勝児=横浜市港北区で2023年1月28日、三浦研吾撮影
打撃練習をする慶応の清原勝児=横浜市港北区で2023年1月28日、三浦研吾撮影

 日本野球の歴史に残る大打者だった父とは違う。慶応(神奈川)の清原勝児選手(1年)は甲子園で春夏通算最多13本塁打、プロ通算525本塁打を放った和博さん(55)の次男だ。大きな注目を集め、「清原ジュニア」として父と比較されることもある。超一流の打者だった父を持ち、重圧はなかったのだろうか。

小学5年生と思えないパワーがあった

 センバツの出場校が決まった1月27日。横浜市にある慶応のホールはテレビカメラがずらりと並び、熱気に包まれていた。報道陣は約70人。人一倍脚光を浴びたのは清原選手だった。

 父についての質問を受けると、それを受け止めるように真っすぐな目で答えた。「お父さんは…

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