- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

お年寄りと耳の不自由な人向けの介護施設「宅ろう所 太陽と月」が、柏崎市西山町別山に今月オープンした。障害の有無にかかわらず、誰もが自分らしく生活できるノーマライゼーションの理念を掲げる。聴覚障害者に特化したデイサービス施設は県内初という。【内藤陽】
施設を運営するのは、武藤洋一施設長(39)が代表を務める事業者「デフハート」。大学時代から開設を目指し、手話通訳士と介護支援専門員の資格を持つ武藤施設長は「長年の夢がかなってうれしい。地域に根ざし、耳に障害のある若い世代の社会進出も支援していきたい」と話す。10年以内に社会福祉法人を取得し、聴覚障害も含めた特別養護老人ホームを目指すという。
完成した施設は木造平屋建て(約660平方メートル)。2019年3月に閉鎖された認知症高齢者グループホームの未利用建物を改装した。定員は19人で、手話のできる職員や耳の不自由な職員ら計5人が対応する。
この記事は有料記事です。
残り367文字(全文764文字)
あわせて読みたい
スポニチのアクセスランキング
現在
昨日
1カ月