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ジェンダー(社会的に作られた性差)にとらわれない、平等な社会とは?格差解消のための課題を考えます。

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「機会の平等」からさらに前へ 経済同友会・栗原美津枝さん

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栗原美津枝さん=東京都千代田区で2021年11月29日、竹内紀臣撮影撮影
栗原美津枝さん=東京都千代田区で2021年11月29日、竹内紀臣撮影撮影

 経済同友会の栗原美津枝副代表幹事(58)は、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)に初の女性総合職として入行し、キャリアを切り開いてきた。現在は政投銀グループのシンクタンク価値総合研究所の会長を務め、多様な人材が活躍できる社会の実現に奔走する。これまでの経験を基に働く女性を取り巻く環境の変化や課題について聞いた。

日本開発銀行初の女性総合職

 ――初の女性総合職として入行し、どんな苦労がありましたか。

 ◆就職活動をしたのは男女雇用機会均等法が施行された1986年。企業が本当に女性(総合職)を採用するのかと思いましたが、思い切って日本開発銀行の門をたたきました。採用された総合職(19人)のうち女性は私だけ。「入行後に女性だから苦労したことは」とよく聞かれます。苦労とは思いませんでしたが、今振り返ると、男性と同じ働き方をしないと、働き続けられなかったと思います。出産や夫の転勤などで途中でキャリアを諦めた後輩もたくさん見てきました。仕事と家庭の両立が難しく、女性が頑張らなければならない状況だったので残念でした。

 ある会社で女性管理職が、管理職になる前の女性と対話する研修がありました。管理職の彼女は…

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