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富雄丸山古墳の発掘調査 19日に一日講座、村瀬学芸員が解説 /大阪

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出土した蛇行剣のX線写真 拡大
出土した蛇行剣のX線写真

 盾形の銅鏡と、長さ2メートル37センチという長大な蛇行剣の出土で注目された奈良市の富雄丸山古墳(4世紀後半)の発掘調査について担当者が話す一日講座が19日午後2時から、毎日文化センター(大阪市北区)である。オンラインを併用し、会場でもウェブでも視聴できる。講師はこの古墳の調査を実際に担当した奈良市埋蔵文化財調査センターの村瀬陸・学芸員。発掘調査の現場の実際と、今回の出土から考えられることなどについて話す。

村瀬陸さん 拡大
村瀬陸さん

 富雄丸山古墳は直径109メートルで国内最大の円墳。銅鏡には神獣を表した「鼉龍(だりゅう)」が表現され、「鼉龍文盾形(だりゅうもんたてがた)銅鏡」と名付けられた。蛇行剣は6カ所で屈曲しているのが特徴。いずれも国産とみられ、古墳時代前期の金属加工技術の水準の高さを示すものとして驚きを持って受け止められた。

 受講料2310円。申し込みはパスマーケットで「毎日文化センター」で検索。問い合わせは文化センター(06・6346・8700)。

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