大谷翔平を3球三振、遅球の主は「電気技師」 魅惑のチェコ野球
毎日新聞
2023/3/12 04:30(最終更新 3/13 18:29)
有料記事
1101文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に初出場したチェコは1次リーグB組で1勝3敗となり敗退したが、そのプレーは随所に個性が光り、見る者に鮮烈な印象を残した。
11日の日本戦で、チェコの先発マウンドに上がったのは右腕のサトリア投手。母国での本職は「電気技師」の超軟投派右腕が、侍ジャパン打線を途中まで手玉にとった。
投球の軸は最速127キロの直球と110キロ台のチェンジアップ。日ごろ150キロ超の速球と相対する日本の打者は「遅球」と感じたはずだが、これがなかなか捉えられない。一回から2三振を奪い3人で片付けると、二回は1死満塁となったが中野拓夢選手(阪神)、甲斐拓也選手(ソフトバンク)を打ち取り、窮地を脱した。
この記事は有料記事です。
残り789文字(全文1101文字)