ウクライナ産穀物輸出合意、延長 60日間、露が応じる方針

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ボスポラス海峡で穀物輸送に関する合意に基づき実施される検査の順番を待つ穀物輸送船=イスタンブールで2022年12月11日、ロイター
ボスポラス海峡で穀物輸送に関する合意に基づき実施される検査の順番を待つ穀物輸送船=イスタンブールで2022年12月11日、ロイター

 ロシアのベルシーニン外務次官は13日、同国とウクライナ、仲介役の国連、トルコの4者による黒海上のウクライナ産穀物輸送船の安全を確保する合意について、今月18日に迎える期限の延長に応じる方針を示した。ロイター通信などが伝えた。延長期間は前回の120日間の半分の60日間で、ロシア産農産物の輸出条件が改善すれば、さらに延長に応じるとしている。

 ウクライナからの穀物輸出は、昨年2月のロシアによる侵攻開始以降停滞し、穀物価格の高騰やアフリカ諸国などへの供給不足を招いた。4者は昨年7月、120日間の期限で合意を交わし、昨年11月には120日間の延長を決めた。

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