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趣味や作業、静かに集中 「音に配慮を」志向強まる /群馬

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 生活音や楽器の音色が響いて近隣とトラブルになる事例は後を絶たない。新型コロナウイルス禍で部屋に居て、周辺の音に過敏になった人も多いようだ。静かな環境で作業や趣味に集中できる防音ブースや関連機器の需要が高まっている。

楽器音を漏らさず

 「こんなに静かなんだ」

 島村楽器(東京)のコクーンシティさいたま新都心店(さいたま市)。「防音室」の扉が閉まると店内で驚きの声が上がった。その中で弾いていたピアノやギターの音がほとんど聞こえなくなったからだ。

 マンションなどでは床を歩く音やテレビの音声が外に届きやすい。屋外でも、子どもの声がすると学校にクレームを付けるなど、音への反応が「過剰」になり、自衛策を考える人が増えた。

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