北九州の高2自殺 いじめた同級生3人が両親に謝罪 和解成立

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2017年4月に亡くなった瑞菜さん=遺族提供
2017年4月に亡くなった瑞菜さん=遺族提供

 2017年4月に北九州市の私立高2年の女子生徒が自殺した問題で、いじめたとされる当時の同級生3人に対し、生徒の両親が謝罪を求めて小倉簡裁に民事調停を申し立て、和解が成立していたことが判明した。同級生側が生徒に謝罪し、両親側も慰謝料などを今後求めないとする内容。両親の代理人を務める迫田登紀子弁護士は「同級生3人が心から謝罪し、遺族側も納得されて和解した。いじめを巡って係争が続く事案も多い中で、非常に意義深いケースだ」と話す。

 亡くなったのは当時16歳だった瑞菜(みずな)さん。和解は3人のうち2人が23年2月10日付、1人が同22日付で、瑞菜さんの両親が3月17日、福岡市内で記者会見して明らかにした。

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