連載

ワールドスポーツの扉

世界の舞台で、夢の扉を開いた日本のアスリートがいます。活躍の背景にあるものとは。ワールドスポーツの今を掘り下げます。

連載一覧

ワールドスポーツの扉

サッカー古橋亨梧 言の葉を紡ぐ「自炊と勝負メシ」でゴール量産

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
古橋亨梧選手が自炊した晩ご飯。メインは包み焼きハンバーグ=本人提供
古橋亨梧選手が自炊した晩ご飯。メインは包み焼きハンバーグ=本人提供

 サッカーのスコットランドの名門セルティックでプレーするFW古橋亨梧(きょうご)選手の連載コラムです。8回目は現地での食生活をつづります。アスリートにとって「食」は欠かせないもの。食文化の異なる海外でもコンディションを保ち、ゴールを量産している背景には毎晩の「ルーティン」があります。

牛肉と豚肉の「ルーティン」

 スコットランド暮らしも約1年半が過ぎました。この間、ほぼ欠かさずに取り組んできたことがあります。それは毎晩の自炊。今回は僕がどんな食生活を送っているのかを紹介したいと思います。

 中2日など厳しい連戦が続く中、体調を維持するために食べるタイミングを心がけています。試合の2、3日前は牛肉。試合後の夜や翌日は豚肉を摂取しています。

 試合直後の体重は1~2キロ減るほどハード。体力を落とさず、走りきるためにエネルギーを補給します。試合前には牛肉や野菜をバランス良く取って備え、試合後は疲労回復のために豚肉を食べます。この「ルーティン」で体の調子も良く、決め事になりました。

 定期的にスーパーへ…

この記事は有料記事です。

残り1394文字(全文1843文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集