山梨学院 優勝監督の父の苦悩 救ったコーチ役の長男と二人三脚
毎日新聞
2023/3/18 11:30(最終更新 4/1 15:32)
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山梨学院の吉田洸二監督(53)は2009年、県立校の清峰(長崎)をセンバツ優勝に導いた。その手腕を買われて13年春、出身大学の付属高である山梨学院の監督になった。今春で3季連続の出場だが、一時期は甲子園から遠のき、胃薬が欠かせなかった。優勝監督を救ったのは、苦悩の時期に指導者修業を始めた息子だった。
「息子がコーチになって変わった」
山梨学院の練習風景は少し独特だ。吉田監督は監督室やベンチなど、常に一歩引いた場所から選手たちをじっと見守り、ほとんど口を挟まない。代わりに、コーチ役を兼務する長男の健人部長(26)がグラウンドで精力的に指導する。
「技術面の指導は息子に一本化している。野球の知識は、100対0で僕が負けているので」。笑い飛ばした父は、ボソッと続けた。「息子がコーチになってから変わったね。こんなにいいことはないよ」
09年…
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