世界初演ダンス、愛知から 芸術選奨文科大臣賞受賞、唐津絵理さん

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芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した唐津絵理さん=名古屋市東区の愛知県芸術劇場大ホール前で2023年3月8日午後5時、山田泰生撮影
芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した唐津絵理さん=名古屋市東区の愛知県芸術劇場大ホール前で2023年3月8日午後5時、山田泰生撮影

 愛知県芸術劇場(名古屋市)のエグゼクティブプロデューサー、唐津絵理さんが2022年度芸術選奨の文部科学大臣賞(芸術振興部門)に輝いた。1992年の劇場開館以来、数々のコンテンポラリーダンス公演などを企画制作し、国内外で発信してきた。「プロデューサーという影の仕事に光を当てていただけてうれしい」と喜びを隠さない。

 熊本県出身の唐津さんはお茶の水女子大・同大学院を経て、日本初の舞踊学芸員として同劇場で30年もの間、舞台制作に携わる。新型コロナウイルス禍の20年には、横浜市でセガサミー文化芸術財団の支援による新しいダンスハウス「Dance Base Yokohama(愛称DaBY・デイビー)」の立ち上げに参画し、アーティスティックディレクターも兼任する。

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