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ウクライナ侵攻

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米大統領、プーチン氏の戦争犯罪「明らか」 ICC逮捕状発行を支持

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米国のバイデン大統領=ホワイトハウスで2022年11月9日午後4時23分、秋山信一撮影 拡大
米国のバイデン大統領=ホワイトハウスで2022年11月9日午後4時23分、秋山信一撮影

 バイデン米大統領は17日、国際刑事裁判所(ICC)がウクライナに侵攻するロシアのプーチン大統領に戦争犯罪の責任があるとして逮捕状を出したことについて「正当な判断だ」と評価した。そのうえで「彼は明らかに戦争犯罪を犯している」と非難した。ホワイトハウスで記者団に述べた。

 バイデン氏は「(逮捕状を出したのはICCの)非常に強い主張だ」とも述べた。米国家安全保障会議(NSC)のワトソン報道官も「ロシアがウクライナで戦争犯罪や残虐行為を犯していることは疑いようがない。ICCの検察官は独立しており、証拠に基づき自らの判断を下す。我々は戦争犯罪を犯した者の責任追及を支持する」とコメントした。

 ロシアはICCの非加盟国。ロシア側に捜査への協力義務はなく、プーチン氏らがICC加盟国に渡航しない限り、拘束するのは難しい。米国もアフガニスタンなどでの米兵の戦争犯罪の責任を追及されることを危惧してICCには加盟していない。【ワシントン鈴木一生】

【ウクライナ侵攻】

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