特集

第95回センバツ高校野球

第95回選抜高校野球大会の特集サイトです。

特集一覧

高知の監督「練習はうそをつかない」 北陸戦に手応え センバツ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
浜口佳久監督=高知市で2022年2月5日、木葉健二撮影 拡大
浜口佳久監督=高知市で2022年2月5日、木葉健二撮影

 第95回記念選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕して1回戦が行われ、高知は北陸(福井)を4―1で破った。高知の浜口佳久監督のコメントは次の通り。

履正社戦に向け「守りだけでは勝てない」

高知・浜口佳久監督

 (先発の)辻井の立ち上がりは球がうわずって心配したが、自分で打って逆転して、緊張がほぐれたかな。修正能力を磨いた成果が出た。攻撃は冬場の練習でイメージした形を見せてくれた。

 辻井は変化球が良くなかったが、直球だけでは狙われる。楽なカウントの時に変化球を投げて、調子を上げていこうと話した。

 (主力投手の一人の)西村が腰のけがなどで出遅れた中で、辻井が秋の四国大会も一番経験があった。辻井を軸に考えて冬場を過ごし、順調に成長してくれた。ラプソードで計測した数値が良かったし、気持ちも取り組みも素晴らしかった。3月頭くらいにはどんな相手だろうが、辻井で試合を作っていこうと決めていました。

 (継投のタイミングは)失敗です。八回の最初から(2番手の)平で行く予定だったが、9番打者からということもあり、直球で押せば大丈夫かなと欲が出て、ピンチを招いた。平が抑えてくれて助かりました。投手が一番いい投球ができるよう、適材適所で使いたい。

 打線はストレートを狙いながら、低めのチェンジアップの見極めが鍵だった。長打があるチームじゃない。少ないチャンスの中で、走者を二塁に進めて単打で返すイメージで冬場の練習に取り組んだ。練習はうそをつかない。

 (2回戦で対戦する履正社について)相手が相手なので、映像を見れば見るほどすごいと思うが、相手の嫌がるところなど見極めたい。守り勝つ野球が身上だが、守りだけでは勝てない。攻撃でもいろんなことをやらないといけない。

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

最新写真

ニュース特集