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高野連「不要なパフォーマンス」 ペッパーミル注意で見解 センバツ

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阪神甲子園球場 拡大
阪神甲子園球場

 第95回記念選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕して1回戦があり、東北(宮城)は1―3で山梨学院に敗れた。試合中に東北の選手たちが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表で流行している「ペッパーミル」(コショウひき)のパフォーマンスをして、審判から注意される場面があった。試合後に東北の佐藤洋監督は「なぜ、子どもたちが楽しんでいる野球を大人が止めるのかなと。ダメな理由を聞きたい」などと語った。

 東北は一回の攻撃で1番の金子和志選手が敵失で出塁。一塁上でベンチに向かって「ペッパーミル」をすると、ベンチ内の選手たちも応じて同様の仕草を見せた。

 ベンチ内にいた4番の佐藤玲磨選手は「WBCで(日本代表の選手が)やっていたので、みんなで盛り上がるためにやろうと話し合っていた。自分も打てばやろうと思っていたが、ダメだと注意されたのでやめました」と明かした。佐藤監督は「日本中が盛り上がっているパフォーマンスも審判の方から注意された。もう少し、子どもたちが自由に野球を楽しむという方向もちょっと考えてもらいたい。一塁審判がベンチまで来て、これは絶対ダメ、パフォーマンスはダメです、と」と話した。

 これを受けて、日本高校野球連盟は「高校野球としては、不要なパフォーマンスやジェスチャーは、従来より慎むようお願いしてきました。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」とコメントした。【長宗拓弥】

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