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AI(人工知能)は地球を救えるか――。海岸に漂着するプラスチックごみが最も多くなるタイミングをAIで予測する方法を、鹿児島大工学部の加古真一郎准教授(45)が、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)と共同開発した。世界的に海洋プラスチック汚染の問題が深刻化する中、AI予測で効率的なごみ回収を実現し、プラごみ削減につなげるのが狙いだ。
海や川に流出したプラスチックは自然界ではほとんど分解されず、海中を浮遊しながら細かく砕けた「マイクロプラスチック」は生態系や漁業などに悪影響を与えると懸念されている。プラごみは漂着ごみの7割に及び、共同研究はその解決手段を探るため2018年ごろにスタートした。
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