一緒に「いただきます」 短大生らが子ども食堂開店 地域の支援受け

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料理を前に「いただきます」をする子供=津市久居幸町で2023年3月12日、原諒馬撮影
料理を前に「いただきます」をする子供=津市久居幸町で2023年3月12日、原諒馬撮影

 子どもに新たな居場所を作ろうと、三重短大(津市一身田中野)などの学生26人が津市久居幸町の施設「コミュニティハウスひびうた」に12日、子ども食堂「ねここね食堂」を開店した。学生たちは地元の社会福祉法人などから食材の調達や運営方法を学んで開業にこぎつけ、「営業を長く続け、地域と連携を重ねていきたい」と意気込んでいる。今後も月1回の開催を目指している。【原諒馬】

 食卓いっぱいに広がった、ちらしずしやにゅうめん。午前11時に開店し、親子連れ客ら約40人が学生と作った。食堂は大人が300円、18歳以下は無料。最初は緊張していた子どももいたが、学生と一緒に料理をするうちに打ち解けた。参加した同市久居の小学1年の女子児童(7)は「皆で頑張って作ったから美味しい」とほおばった。食堂の代表を務める生活福祉・心理コース2年の石川空さん(24)は、その様子に「子どもが気…

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