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国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は20日、地球温暖化を巡る最新の研究結果をまとめた第6次統合報告書を公表した。世界の平均気温の産業革命前からの上昇幅を1・5度に抑えるには温室効果ガス排出量を2035年までに19年比で6割減らす必要があるとしている。
今後各国で35年以降の削減目標の検討が本格化するが、報告書の知見が議論に影響を与えそうだ。
統合報告書によると、11~20年の気温は産業革命前から1・1度上昇しており、排出削減を進めても30年代前半に1・5度に達する可能性が高い。それ以上の上昇を止めるには19年比で35年までに60%、40年までに69%削減する必要がある。石炭火力発電所など排出削減対策を講じていない既存の化石燃料のインフラを使い続けると、1・5度にとどめるために許される累積排出量を超えるという。
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