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第95回センバツ高校野球

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センバツ高校野球 能代松陽と石橋、きょう第1試合で対戦 監督に聞く /秋田

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能代松陽・工藤明監督 拡大
能代松陽・工藤明監督

守りからリズムを作る 能代松陽

僅差で終盤勝ち越しを 石橋

 第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する能代松陽(秋田)は21日、第1試合で石橋(栃木)との初戦に臨む。両校の監督に相手の印象や理想の試合展開などを語ってもらった。【聞き手・猪森万里夏、鴨田玲奈】

 ――相手チームの印象は。

 ◆能代松陽・工藤明監督 公立校で、投手を中心に守りからリズムを作る試合運びを目指す、非常に似ているチームという印象だ。

石橋・福田博之監督 拡大
石橋・福田博之監督

 ◆石橋・福田博之監督 かなりの強豪校という印象。秋も東北大会で仙台育英と互角の試合をし、私学以上の力があると思う。

 ――警戒する選手は。

 ◆工藤 遊撃手の入江祥太選手(2年)は実績があり、運動能力も高いと聞いて注意している。しかし、どちらかというと自分たちのやるべき事をしっかりやらせることが大事だと考えている。

 ◆福田 森岡大智(3年)、斎藤舜介(同)の両強力投手がいる。野手陣も大高有生(同)、虻川颯汰(同)、斎藤、淡路建司(同)の各選手など上位打線をいかに封じるかが鍵になる。

 ――自チームの鍵になる選手は。

 ◆工藤 森岡と柴田大翔(同)のバッテリーを中心に守りからリズムを作りたい。同時に甲子園を経験した大高が主将としてどれだけチームを一つにできるかがポイントになる。

 ◆福田 投手陣だ。経験あるチームを相手に、なるべく点を取らせないようにすることが必要だ。打撃では近藤祐真(同)、入江、藤巻翔汰(同)らがいかに好機を作れるかが鍵だ。

 ――チームの仕上がりは。

 ◆工藤 万全とは言えないが、けががなく順調に来ているのは確か。一冬を超えて、打撃力、守備力いずれもまんべんなく一つレベルが上がっている。

 ◆福田 不安なところをできるだけ解消して試合に臨もうと最終調整をしている。投手陣は安定してきた。あとは打線をどううまくつなげていくかだ。

 ――理想の試合展開は。

 ◆工藤 バッテリーが抑えて先制し、守り抜いて追加点を取るという完璧な形が理想だが、そうでなくても競り合って勝機を見つけ出したい。

 ◆福田 僅差で中盤まで行き、終盤に1、2点を勝ち越す展開が理想。とにかく僅差の展開とみる。

 ――試合への意気込みを。

 ◆工藤 一日一日本番に近づいている。心身を共に充実させていきたい。

 ◆福田 いつも通り、持っているものを100%発揮しようという心持ちをチームの合言葉にしている。

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