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第95回センバツ高校野球

第95回選抜高校野球大会(2023年)の特集サイトです。

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センバツ高校野球 石橋 能代松陽 きょう初戦 監督対談 /栃木

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石橋・福田博之監督=栃木県下野市で2023年2月5日、小出洋平撮影
石橋・福田博之監督=栃木県下野市で2023年2月5日、小出洋平撮影

 第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の大会第4日第1試合(21日午前9時開始予定)で、石橋は能代松陽(秋田)と初戦を迎える。県立高同士の対戦を前に、石橋の福田博之監督と能代松陽の工藤明監督に相手の印象などをオンラインで聞いた。【鴨田玲奈、猪森万里夏】

石橋・福田博之監督 僅差の展開が理想/能代松陽・工藤明監督 試合運び似ている

 --相手チームの印象は。

 福田監督 かなりの強豪校という印象。秋も東北大会で仙台育英と互角の試合をして、私学以上の力があると思っている。

能代松陽・工藤明監督 拡大
能代松陽・工藤明監督

 工藤監督 公立校で、投手を中心に守りからリズムを作っていて、目指す試合運びも非常に似ているチーム。

 --相手チームの警戒する選手は。

 福田監督 森岡大智投手と斎藤舜介投手から何点取れるか。野手陣も大高有生選手、3番の虻川颯汰選手など、上位をいかに封じるかが鍵になる。

 工藤監督 遊撃手の入江祥太選手は実績があり、運動能力も高いと聞いているので注意している。だが、どちらかと言えば自分たちのやるべきことをしっかりやらせることが大事だと考えている。

 --自チームの鍵となる選手は。

 福田監督 経験あるチームに、点数をなるべく取らせないようにしないといけないので、投手陣。野手陣では、3番近藤祐真、4番入江、5番藤巻翔汰がどれだけ好機を作れるかだと思う。

 工藤監督 バッテリーを中心にして守りからリズムを作っていきたい。同時に、大高がどれだけチームを一つにできるかがポイントになってくる。

 --チームの仕上がり具合は。

 福田監督 不安なところをできるだけ解消して試合に臨もうと、最終調整している。投手陣は安定してきたが、打線をどう繋げていくかだ。

 工藤監督 万全とは言えないが、けがなくここまで順調に来ていることは確か。一冬を越えて、打撃力も守備力も一つレベルが上がっている。

 ――理想の試合展開は。

 福田監督 僅差で中盤まで行き、終盤に1、2点勝ち越せれば。とにかく僅差の展開が理想。

 工藤監督 バッテリーが抑えて先制し、守り抜いて追加点を取りたいが、そうでなくても競り合って勝機を見つけ出せれば。

 ――改めて意気込みを。

 福田監督 今までお世話になってきた方々に感謝の気持ちを伝えたい。そのためにも、持っているものを100%発揮しようということを、チームの合言葉にしている。

 工藤監督 目配り気配りをして主将がどうチームをまとめてくるのか楽しみにしている。一日一日本番に近づいているので、心身ともに充実させていきたい。

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