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第95回センバツ高校野球

第95回選抜高校野球大会(2023年)の特集サイトです。

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センバツ高校野球 慶応 仙台育英 きょう第3試合 監督対談 /神奈川

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慶応・森林貴彦監督=兵庫県明石市の明石商で2023年3月16日、田中綾乃撮影 拡大
慶応・森林貴彦監督=兵庫県明石市の明石商で2023年3月16日、田中綾乃撮影

 阪神甲子園球場で開催中の第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)で、5年ぶり10回目の出場となる慶応は、大会第4日の21日第3試合(午後2時開始)で、昨夏の甲子園を制した仙台育英(宮城)との初戦に臨む。試合を前に、慶応の森林貴彦監督(49)と仙台育英の須江航監督(39)に意気込みを聞いた。【田中綾乃、平家勇大】

接戦で好機をものに 慶応・森林監督/投手陣軸に後半勝負 仙台育英・須江監督

 ――相手チームの印象は。

 森林監督 投打ともにレベルの高い、隙(すき)のないチームだ。複数の好投手を擁しているので、大量点はなかなか望めない。ロースコアの接戦で勝つというイメージで臨む。

仙台育英の須江航監督=宮城県多賀城市で2023年1月28日、和田大典撮影 拡大
仙台育英の須江航監督=宮城県多賀城市で2023年1月28日、和田大典撮影

 須江監督 秋の大会は打力で非常に秀逸な成績を残されている。どんな投手にも対応でき、とても強いチームだ。

 ――チームの現在の状態は。

 森林監督 今できることに集中して、皆ができる限りの準備をしている。あとは最高の舞台で最高の相手なので、開き直って思いっきりプレーさせてあげたい。

 須江監督 実戦にも慣れ、うまく調整できている。もともとの強みの投手陣の仕上がりも悪くない。

 ――チームで鍵となる選手は。

 森林監督 1番を打つことになる丸田湊斗(みなと)。相手の投手陣に対してどれだけ1打席目から振っていけるか、対応できるかが一つの大きな鍵になる。

 須江監督 やはり投手陣だ。背番号1は高橋煌稀(こうき)(3年)だが、湯田統真(とうま)、仁田陽翔(はると)、田中優飛(ゆうと)(いずれも3年)あたりは誰が先発してもいいと思っている。

 ――相手チームで警戒する選手は。

 森林監督 旧チームから4番の斎藤陽(ひなた)君(3年)。ミート力も長打力もある良い打者だ。彼に打点をあげさせない試合展開をしたい。

 須江監督 投手の松井喜一君(3年)と小宅雅己君(2年)、投げるか分からないが鈴木佳門君(同)。秋からどれくらい伸びているかが鍵だ。打撃は下位打線までまんべんなく力強い。

 ――理想の試合展開は。

 森林監督 中盤まで接戦で、相手が少し焦りを感じるような試合にしたい。接戦で食らいついて少ない点差の中で試合を進め、少ない好機をものにするというイメージだ。

 須江監督 私たちは守備型のチームなので、先制されても競った形で後半に入っていけば十分勝機はある。まずは投手陣が5点以内、できることなら3点以内に抑えたい。

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