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第95回センバツ高校野球

第95回選抜高校野球大会(2023年)の特集サイトです。

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センバツ高校野球 専大松戸×常葉大菊川 あす初戦、両監督意気込み /静岡

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常葉大菊川・石岡諒哉監督=静岡県菊川市で2023年1月28日、武市公孝撮影 拡大
常葉大菊川・石岡諒哉監督=静岡県菊川市で2023年1月28日、武市公孝撮影

 第95回記念選抜高校野球大会に出場する常葉大菊川は大会第5日の22日、専大松戸(千葉)との初戦に臨む。試合を前に両校の監督に相手チームの印象や意気込みを語ってもらった。【聞き手・皆川真仁、近森歌音】

最少失点で後半勝負 常葉大菊川・石岡諒哉監督

チーム力で逆転狙う 専大松戸・持丸修一監督

 ――毎年練習試合をするなど親交が深い。相手の印象は

 ◆常葉大菊川・石岡諒哉監督 投手層が厚く、守りも打撃も良い。監督は自分とは比較にならないほど経験豊かで、年が離れている自分にも気さくに話しかけてくださる。まさか初戦で当たるとは思っていなかった。

専大松戸・持丸修一監督=千葉県松戸市で2023年1月28日、宮武祐希撮影 拡大
専大松戸・持丸修一監督=千葉県松戸市で2023年1月28日、宮武祐希撮影

 ◆専大松戸・持丸修一監督 うちと同じように、地元の選手が集まっている感じがする。足を使える選手が多く、得点圏に走者を置いて3、4番で還すという印象がある。

 ――チームの状態は

 ◆石岡 良くもなく悪くもなく、普通かなという感じ。直近の練習試合では完封勝ちしたが、結果はあまり気にしていない。

 ◆持丸 まあまあ良い方だと思う。甲子園に来てから状態は上がってきている。エースの平野大地(3年)も以前の姿に戻りつつあるし、調子は良い。

 ――理想の試合展開は

 ◆石岡 最少失点に抑えないと勝てないと思っている。前半で食らいついて、勝負できる点差で後半にいかないと厳しい。うちが勝つ確率は10%だと選手には伝えている。その確率を本番までに高めたい。

 ◆持丸 初戦でもあるし、3、4点のロースコアのゲームになる可能性もある。相手投手も癖のある球を投げるようなので、そう簡単には打たせてもらえないと思っている。失点を抑えて逆転するという感じだろう。

 ――警戒する相手選手は

 ◆石岡 4番の吉田慶剛捕手(3年)。自分も選手時代は捕手だったが、捕手を打たせるとチーム全体が乗ってしまう。平野投手は球が速いだけでなく、コントロールも良いし変化球も投げ分けられる。ちょっと実力が抜けている。

 ◆持丸 1年生の時から試合に出ている4番の鈴木叶捕手(3年)。3番の岩崎匠悟内野手(3年)も長打力があるので気になる。

 ――チームのキーマンは

 ◆石岡 主将の平出奏翔(3年)がやってくれると思っています。

 ◆持丸 1、2、3番が塁に出て、4、5番あたりで還すいつものパターンができれば。下位打線から上位打線につなぐ時もあるので、チーム力で勝ちたい。

 ――改めて意気込みを

 ◆石岡 とにかく必死にやるだけ。どんな試合展開になっても最後まで諦めず、相手に食らいついていく。選手の姿を見て「自分も頑張ろう」と思ってもらえるような試合をしたい。

 ◆持丸 甲子園の初戦ということで「よし!」と気持ちが入りすぎると逆に硬くなると思う。初めから思い切ってプレーできるような、悔いの残らない野球をしたい。

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