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ジェンダー(社会的に作られた性差)にとらわれない、平等な社会とは?格差解消のための課題を考えます。

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「僕も私も君もみんな一緒に」性別を強調しない保育イラスト集

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遠足を楽しむ子ども。表情が全員違う(作:NPO法人ASTA、イラスト:性教育いらすと)
遠足を楽しむ子ども。表情が全員違う(作:NPO法人ASTA、イラスト:性教育いらすと)

 男の子でも女の子でも、どっちでもよくない?――。保育士たちが現場で感じた、そんな疑問が始まりだった。保育園で使われるイラストは、赤いリボンをつけた女の子や半ズボンの男の子など、ひと目で性別が分かるものばかり。3人の保育士に、幼いころの苦い思い出がよみがえった。

 りぃなさん、まーさん、ケイタさんは、いずれも保育士で、LGBTQなど性的マイノリティーの当事者だ。教育現場で多様な性のあり方への理解を広げようと活動するNPO法人「ASTA」(名古屋市)のメンバーでもある。

 保育園など幼児教育の場では子どもたちが理解しやすいよう、1日の活動内容や部屋の場所、トイレの使い方といった情報をイラストで示し、教材や掲示物にしている。「視覚支援」と呼ばれ、障害のある児童の施設でも使われる。

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