特集

第95回センバツ高校野球

第95回選抜高校野球大会(2023年)の特集サイトです。

特集一覧

慶応・清原勝児、甲子園初安打に笑顔 父は和博さん センバツ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
打撃練習をする慶応の清原勝児=横浜市港北区で2023年1月28日、三浦研吾撮影 拡大
打撃練習をする慶応の清原勝児=横浜市港北区で2023年1月28日、三浦研吾撮影

 第95回記念選抜高校野球大会は21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、慶応(神奈川)が昨夏の甲子園で東北勢初優勝を果たした仙台育英(宮城)と対戦する。甲子園で春夏通算最多13本塁打を放った清原和博さんを父に持つ慶応の勝児選手(2年)は「5番・三塁」で先発出場し、第1打席で甲子園初安打を放った。

 0―0の二回。先頭で右打席に入った勝児選手は2球目、外角高めの137キロ速球を左前にはじき返した。大歓声の中で左翼手が捕球をミスし、一気に二塁に進んだ(記録は安打と失策)。勝児選手は右の拳を突き上げて笑顔を見せた。

 勝児選手は昨秋の神奈川大会3回戦で公式戦初アーチとなる満塁本塁打を放った。昨秋の公式戦は12試合で打率4割、14打点、2本塁打。長打力と勝負強さを発揮し、チームの5年ぶりのセンバツ出場に貢献した。

 和博さんはPL学園(大阪)で1年生から4番を務め、5季連続で甲子園に出場し、全国制覇と準優勝を各2回成し遂げた。プロ野球の西武にドラフト1位で入り、巨人、オリックスを含めた23年間で歴代5位の525本塁打を積み上げ、何度も日本一に輝いた。【森野俊】

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

最新写真

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集