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第95回センバツ高校野球

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今大会初完封の能代松陽・森岡 12奪三振で勝利に花 センバツ

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【石橋-能代松陽】力投する能代松陽の先発・森岡=阪神甲子園球場で2023年3月21日、中川祐一撮影
【石橋-能代松陽】力投する能代松陽の先発・森岡=阪神甲子園球場で2023年3月21日、中川祐一撮影

 第95回記念選抜高校野球大会は第4日の21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、昨秋の東北大会4強でセンバツ初出場の能代松陽(秋田)が、21世紀枠で春夏通じて甲子園初出場の石橋(栃木)に3―0で勝利した。

   ◇

 歴史を変える1球に、ありったけの気持ちを込めた。

 3点リードの九回2死、カウント1―2から能代松陽の右腕・森岡大智は135キロ直球を外角に投げ込み、石橋の打者を空振り三振に仕留めた。12奪三振で被安打2、無四球で完封。「狙ったところにいけた。最後だけは三振を狙った」。現校名になってからの記念すべき甲子園初勝利に今大会初完封で花を添えると、右拳を握ってほえた。

 21世紀枠の石橋はアルプススタンドに大応援団が来たが、「応援のおかげで勢いをもらえた」と頼もしかった。一回の先頭を125キロのスライダー、続く打者を137キロの内角直球で連続三振に仕留めるなど3者凡退で発進。以降も130キロ台後半の直球に、スライダーと小さく曲がるカットボールを使い分け、石橋打線を寄せつけなかった。

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