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第95回センバツ高校野球

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第3試合 城東×東海大菅生 きょう初戦 監督対談 /東京

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新治良佑監督=徳島市で2023年1月28日、滝川大貴撮影
新治良佑監督=徳島市で2023年1月28日、滝川大貴撮影

 第95回記念選抜高校野球大会で、東海大菅生は大会第5日第3試合(22日午後2時開始予定)で城東(徳島)との初戦に臨む。東海大菅生の上田崇監督、城東の新治良佑監督に相手チームの印象などを聞いた。【聞き手・加藤昌平、山本芳博】

上田崇監督=東京都あきる野市で2023年2月4日、長谷川直亮撮影
上田崇監督=東京都あきる野市で2023年2月4日、長谷川直亮撮影

城東・新治良佑監督 最少失点で好機ものに/東海大菅生・上田崇監督 よく動いて相手を崩す

 ――相手チームの印象と警戒する選手は。

 上田監督 2枚看板の清重登揮、岡一成両投手は制球力も良く、変化球の質も良いので気を付けたい。主将の森本凱斗捕手は送球も良い。そこを崩したい。

 新治監督 穴が少ないチームという印象。気をつけたい選手はエースの日当直喜投手だが、捕手も肩が強い。バッテリーをどう崩していくかが課題になってくる。

 ――自チームの状態、鍵となる選手は。

 上田監督 ポイントゲッターの酒井駿輔、北島蒼大(そうた)、新井瑛喜が鍵だ。足のある沼沢梁成や原田悠太郎が出塁すれば、上位打線に回って点を取れると思う。日当を中心に投手陣もだいぶ状態は良く、試合を作れている。

 新治監督 冬の体作りやトレーニングの成果が出て、投手の成長につながっている実感がある。鍵となる選手はエースの清重。練習試合で140キロが出たことは明るい材料だ。野手は加統蒼眞が外野を統率してプラスになっている。

 ――取り組んできた強化ポイントは。

 上田監督 実戦形式の練習を多めに取り組んだ。野手にとって打球や投手への対応といった感覚は取り戻すまで時間がかかるので、早く慣れるようにという意味で多く取り入れた。

 新治監督 速い直球に負けないようにするだけでなく、選球や甘く入った球を打つ練習をしてきた。スイング力の強化にも取り組んできた。機動力を生かすチームカラーを考えながら戦いたい。

 ――理想の試合運びは。どこに勝機を見いだすか。

 上田監督 安打だけでなく、四球でも相手の失策でも、とにかく出塁したい。良く動いて相手をかき乱し、崩していきたい。

 新治監督 各イニングで複数得点を取られないようにするのが理想の試合運び。最少失点に抑えて、終盤に粘り強くワンチャンスをものにしたい。

〔多摩版〕

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