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第95回センバツ高校野球

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強力バッテリーの報徳学園vs「機動破壊」の健大高崎 センバツ第6日

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報徳学園の堀柊那選手(右)と健大高崎の小玉湧斗選手 拡大
報徳学園の堀柊那選手(右)と健大高崎の小玉湧斗選手

第95回記念選抜高校野球大会第6日第1試合

 健大高崎―報徳学園(9時開始予定)

 機動力対決。大角健二監督のもとで積極的な走塁を試みる報徳学園(兵庫)が総合力でやや優位だが、「機動破壊」でおなじみの健大高崎(群馬)にも勝機はある。

 報徳学園はバッテリーが強力だ。強肩強打の堀柊那選手(3年)は世代を代表する捕手だ。二塁送球は1・8秒台で正確性も兼ね備えており、健大高崎といえども盗塁を成功させるのは容易ではないだろう。187センチの右腕・盛田智矢投手(3年)は大崩れしない。打線も堀捕手や4番・石野蓮授選手(3年)ら中軸に力があり、投打にレベルが高い。健大高崎は最速146キロ右腕の小玉湧斗投手(3年)が試合を作れるか。昨秋の公式戦で5盗塁の半田真太郎選手(3年)、同7盗塁の増渕晟聖選手(3年)の1、2番が出塁し、相手バッテリーを揺さぶりたい。

 報徳学園は盛田投手以外にも今朝丸裕喜投手、間木歩投手の両2年生右腕も計算できるのが心強い。攻撃面では大角監督のもとで3年前から走塁改革に着手しており、選手らはほとんどノーサインで積極的に盗塁を狙う。健大高崎も「1番から9番まで走れる」(青柳博文監督)チーム。どちらが先に盗塁を決めるかも注目だ。【大東祐紀】

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