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第95回センバツ高校野球

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投手戦か 高知vs履正社、カギは「攻撃の練度」 センバツ第6日

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履正社の増田壮投手(右)と高知の辻井翔大投手 拡大
履正社の増田壮投手(右)と高知の辻井翔大投手

第95回記念選抜高校野球大会第6日第3試合

 高知―履正社(14時開始予定)

 両チームともに計算できる投手を複数擁し、ロースコアの展開が予想される。互いに持ち味とする足や小技を生かした攻撃の練度が勝敗を左右しそうだ。

 履正社(大阪)の投手陣は最速142キロで変化球も多彩な増田壮投手(3年)、ともに威力のある直球が特長の福田幸之介(3年)と今仲巧(3年)の両投手の3本柱がいずれも先発ができる能力がある。攻撃は中軸の坂根葉矢斗選手(3年)や森田大翔選手(3年)を筆頭に下位まで切れ目がない。昨秋の公式戦では計23盗塁をマーク。ノーサインでの重盗など思い切りの良さが光る走塁も強みだ。2022年に就任した多田晃監督の甲子園初采配にも注目が集まる。

 高知は北陸(福井)との1回戦で辻井翔大投手と平悠真投手の2年生コンビが好投し、1失点で快勝した。2回戦では昨秋の公式戦で17回を投げて防御率0・00の中嶋奏輔投手、直球が力強い西村真人投手の両3年生右腕による継投が見られるか。攻撃は初戦から2盗塁を決めるなど、持ち味を存分に発揮した。2回戦が初戦となる履正社に対しても積極的に仕掛け、序盤から主導権を握りたい。【森野俊】

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