空前の「侍ジャパンフィーバー」 野球人気復活につなげられるか
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テレビをつければ連日、侍ジャパンのニュースが映し出される。普段は野球に興味のない人たちの間でも、WBCが話題にのぼる。今大会は日本国内でも大きな盛り上がりを見せた。
ビデオリサーチの調査(速報値)によると、今大会の日本戦のテレビ中継は、関東地区の平均世帯視聴率が出ている準決勝までの全6試合で40%を超え、準々決勝イタリア戦の48・0%はWBC中継の過去最高を記録。選手たちもSNSで食事会などで仲を深める様子を発信し、親しみを集めた。大会のグッズが販売された特設ショップには長い行列ができた。
多くの関心を集めた最大の要因は、初めてWBCに出場した大谷選手を中心とする大リーガーの参戦だ。特に大谷選手は投打二刀流で歴史的な活躍を見せ続ける世界最高峰の選手。スポーツマネジメントに詳しい桜美林大の小林至教授(スポーツマネジメント)は「本物のスーパースターが日本のために戦おうと帰ってきた影響は大きい。…
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