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スマホ片手に自ら調整 コロナ封じ込め「和歌山方式」立役者引退

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新型コロナ発生以来、メモし続けた15冊のノートを示し、振り返る野尻技監=県庁で2023年3月16日午前11時59分、加藤敦久撮影
新型コロナ発生以来、メモし続けた15冊のノートを示し、振り返る野尻技監=県庁で2023年3月16日午前11時59分、加藤敦久撮影

 新型コロナウイルス感染症で、約3年にわたり、定年を延長しつつ、患者の入院調整など和歌山県の対策の指揮を執ってきた県福祉保健部の野尻孝子技監(68)が3月末で退職する。感染者の原則全員入院、徹底した疫学調査でコロナを封じ込める「和歌山方式」の立役者となり、データを集積して情報発信に努めてきた。感染症法上の位置づけの「2類相当」から「5類」への移行を控えるなど、政府のコロナ対策も変化する中、仕事に区切りを付ける野尻技監に3年間の振り返りとともに、今後の対策のあり方を尋ねた。

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