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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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福島第1原発事故で避難、大熊町の義務教育学校 最後の修了式

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避難先の校舎で最後の修了式に臨んだ児童・生徒ら=福島県会津若松市河東町で2023年3月23日午前9時59分、肥沼直寛撮影
避難先の校舎で最後の修了式に臨んだ児童・生徒ら=福島県会津若松市河東町で2023年3月23日午前9時59分、肥沼直寛撮影

 東京電力福島第1原発事故を受け、大熊町から会津若松市に避難している町立義務教育学校「学び舎(や) ゆめの森」で23日、避難先で最後となる修了式が開かれ、児童・生徒ら8人が修了証書を受け取った。式の前には、子どもたちがお世話になった校舎を、感謝の気持ちを込めて隅々まで掃除した。同校は新年度となる4月に12年ぶりに町に帰還し、7人が進学する予定。

 町立の熊町小、大野小、大熊中の3校は被災後、役場機能が移った会津若松市の旧小学校舎などで授業を再開した。「ゆめの森」は3校が一つになって2022年4月に開校した。

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