特集

ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

特集一覧

原発攻撃「不安」3割 ウクライナ侵攻で危機感 国に安全対策強化求める声 全国の立地自治体調査 /新潟

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
世界最大規模の原発、東京電力柏崎刈羽原発=新潟県柏崎市、刈羽村で2021年4月13日、本社機「希望」から
世界最大規模の原発、東京電力柏崎刈羽原発=新潟県柏崎市、刈羽村で2021年4月13日、本社機「希望」から

 原発が武力攻撃に遭ったロシアのウクライナ侵攻から1年に当たり、原発が立地する13道県22市町村に共同通信がアンケートした結果、約3割の自治体が国内の原発が攻撃される可能性に「不安を感じる」と回答した。約7割の自治体は防衛や外交の問題だとして明確な回答は避けたが、自由記述では国に安全対策の強化を求める声なども多く、危機感の高まりがうかがえる。

 「不安」と答えたのは、東北電力女川原発がある宮城県石巻市や、東京電力柏崎刈羽原発がある柏崎市、関西電力美浜原発がある福井県美浜町など11市町。13道県を除く、基礎自治体の半数だった。理由は「ウクライナの状況を見ると当然不安を感じる」(愛媛県伊方町)、「日本の原発へ武力攻撃が起きないとは言い切れない」(静岡県御前崎市)など。

この記事は有料記事です。

残り765文字(全文1100文字)

【ウクライナ侵攻】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集