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2019年の台風19号で崩落した上田電鉄別所線の鉄橋が復旧するまでの過程を写真と絵を使って描いた「赤い鉄橋を渡っていくよ」を長野県上田市の夫婦が出版した。千曲川に架かり、赤く塗られた姿が特徴の鉄橋は住民に長く愛され、多くの人の後押しで復旧した。「絵本を読んで、別所線に乗りに来てくれる人が増えてくれれば」と期待する。
主人公の「ぼく」の視点で、復旧に向けた工事が進む過程や住民による募金活動などのイベントの様子が描かれている。手がけたのは、上田市内在住の写真家岡田光司さん(55)と妻康子さん(55)。光司さんが撮影のため1年の半分近く家を空けることもあり、1998年に家族で千葉県市川市から康子さんの実家近くの上田市に移住した。
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