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第95回センバツ高校野球

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挑む・センバツ2023東邦

鉢巻きに必勝込め 部長母ら手作り 筆書きに天満宮の水 /愛知

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応援団長用の鉢巻きに名前を書く東邦のナインたち=愛知県東郷町のグラウンドで2023年3月14日、森田采花撮影 拡大
応援団長用の鉢巻きに名前を書く東邦のナインたち=愛知県東郷町のグラウンドで2023年3月14日、森田采花撮影

 第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)第7日第2試合に登場する東邦。アルプスに陣取る選手たちが身につけるのは志水和史部長(43)の母、育美さん(73)と姉、よしのさん(45)が手作りした鉢巻きだ。

 スクールカラーの緑の生地に金色で「東邦」の文字を中央にあしらい、端には「95センバツ」「誇」の文字が書かれている。応援団長の鉢巻きだけは赤色で、たすきも用意された。

 裁縫が趣味の育美さんがミシンで鉢巻きを縫い、書道師範のよしのさんが金色で文字をしたためた。筆書きするときには学問の神様として知られる菅原道真をまつる上野天満宮(名古屋市千種区)の水も使った。「絶対に勝ってほしい」との願いを込めて、50人分を手作りしたという。

 鉢巻きは甲子園に出発する前日の今月14日に志水部長から部員たちに手渡され、応援団長のたすきには部員全員の名前や山田祐輔監督らの名前を書き込み、士気を高めた。志水部長は「母と姉が昨秋から時間をかけて作っていた。この鉢巻きを締めて2回戦も気持ち一つに応援してほしい」と話している。

 大会は23日、天候不良のため、1日ずつ順延され、東邦は25日第2試合(午前11時半開始予定)で高松商と対戦する。【森田采花】

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