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円安と物価高

日本の物価が上がっています。円安・ドル高もコスト上昇に拍車をかけ、賃上げの動きも見られます。

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2月消費者物価指数、3.1%上昇 上昇ペースは13カ月ぶり減速

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総務省=東京都千代田区霞が関で、根岸基弘撮影
総務省=東京都千代田区霞が関で、根岸基弘撮影

 総務省が24日発表した2月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コア指数)が103・6と前年同月比3・1%上昇した。政府の電気代補助制度の効果で、エネルギー価格が抑制されたことで、上昇率は1月の4・2%から大幅に低下した。上昇ペースが減速するのは22年1月以来、13カ月ぶり。

 ただ、原材料価格の高騰や円安に伴う輸入物価の上昇を背景に、物価の上昇基調は継続している。生鮮食品とエネルギーを除く総合指数(コアコア指数)は3・5%上昇と、1982年1月(3・5%上昇)以来、41年1カ月ぶりの高水準を記録した。

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