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第95回センバツ高校野球

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高知が履正社降す 計2安打で逆転勝ち センバツ

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【履正社-高知】二回裏高知1死二、三塁、代打・内田の時、福田(左)の暴投で三塁から山平が生還=阪神甲子園球場で2023年3月24日、中川祐一撮影
【履正社-高知】二回裏高知1死二、三塁、代打・内田の時、福田(左)の暴投で三塁から山平が生還=阪神甲子園球場で2023年3月24日、中川祐一撮影

 第95回記念選抜高校野球大会は第6日の24日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、高知が3―2で履正社(大阪)に逆転勝ちし、4強入りした第85回大会(2013年)以来となる春2勝を挙げた。履正社は準優勝した第89回大会(17年)以来6年ぶりとなるセンバツ勝利はならなかった。

 高知は第8日の第2試合で専大松戸(千葉)と対戦する。

   ◇

 七回まで無安打だった高知が逆転勝ちした。1点を追う八回、代打・井上のチーム初安打を皮切りに2死満塁を作り、高塚が中前2点打で試合をひっくり返した。投げては3人の継投で相手打線に的を絞らせず、2失点でしのいだ。履正社は先発左腕・福田が七回まで無安打投球だったが終盤に力尽き、2番手・増田も打たれた。

高知・浜口佳久監督

 ひっついていけばなんとかなるかなと思っていた。勝因は(1イニングに)複数点を取られなかったこと。(3投手の)継投は予定通り。高低差を使って相手打線を打ち取ることができた。

履正社・多田晃監督

 悔しい試合だった。選手たちは最後までよく粘ってくれた。チャンスで一本が出なかった。(甲子園初采配)素晴らしい場所で子どもたちと一緒に野球ができ、楽しく感動した。夏に戻ってきて校歌を歌いたい。

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