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コース追いで地力強化 ナムラクレア
4歳馬ナムラクレアの更なる進化に期待した。4走前に函館スプリントSを好位から並ぶ間もなく抜け出し古馬を圧倒。北九州記念は勝負どころで進路を塞がれ3着、スプリンターズSは内有利の馬場に泣き5着だった。その後、スタミナ強化と我慢を覚えさせるため、栗東坂路からウッドチップコースへと調教の重点をチェンジ。前哨戦のシルクロードSを56・5キロのハンデを背負い、レースの上がりを0秒6上回る32秒9の末脚で勝利した。着差はわずかでも実力と切れの差は歴然だった。中間も順調で、仕上がりは前走以上。重馬場は苦にしない。
対抗は5歳牝馬メイケイエール。折り合いに難のある馬だが、馬具を工夫してかなり解消された。この中京芝1200メートルの舞台で、昨秋のセントウルSを1分6秒2のコースレコードで快勝。その反動か、続くスプリンターズSで14着と大敗。前走の香港スプリントも5着に終わったが、矯正馬具が使えなかったことも影響したか。中間は活気を呼び戻す努力を重ねてきた。
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