「知事とセット売り」「市民派強調」各陣営の戦略 大阪市長選告示
毎日新聞
2023/3/26 12:17(最終更新 3/28 04:05)
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大阪維新の会を長年率いた松井一郎氏の政界引退に伴い、新人対決となった大阪市長選。維新・非維新両陣営はどんな戦略で候補者を有権者に売り込むのか。
維新幹事長の横山英幸氏(41)は、早くから党内で「ポスト松井」の有力候補と目されていた。だが、党外では無名に近い存在のため知名度向上が最大の課題だ。維新は話題作りのため、党内予備選で市長候補を決める際にキャスターら著名人を選考委員に招き、観覧者を入れた公開面接も実施した。
党員らの投票によって横山氏が候補になると、市民参加型集会「タウンミーティング」を告示日までに約40回開き、その全てに横山氏を参加させて顔を売った。知名度の高い吉村洋文代表(47)=大阪府知事=も同席させ、40代の2人をセットで露出して党の世代交代もアピールする。
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